Okonomiyaki Guy

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今僕が住んでいる街、バークレー市界隈で、僕は通称Okonomiyaki Guyと呼ばれている。なぜなら2年ほど前に、バークレーの路上で地元有志たちとお好み焼きの炊き出しをやって、思わぬ反響を得たからである。バークレーは日本人も多いので材料は簡単に全部揃った。予算は僕の自腹なので$500以下。日本によくある家庭用のカセット式ガスコンロとフライパンを使い一枚ずつ焼いた。焼いている間は色々な人と話ができて素晴らしかった。僕はお好み焼きが元々は被爆敗戦後の広島市で必要から生まれた一銭洋食をルーツとして、やがて全国に広がった持ち寄り精神の賜物であることを説明し、多くの広島市民が飢えを凌ぐために米軍の支給品だった小麦粉や野菜クズなどを美味しく食べるために考案された、云々ということを強くアピールした。美味しくて皆が笑顔になる面白い企画だったので、いずれ第2回バークレー路上お好み焼きパーティーを開催したいものである。

Natural

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翻訳については正確さも大事だけど、訳文の仕上がりが自然であることも同じくらいに重要だと僕は考えている。だから、僕は一旦文を訳してから語句を色々入れ替えたり、単語を差し替えたり、あるいは文の前後を逆にしてみたりと、いつもかなり悩む。というか、そこで悩まなければ訳者失格である。共感できない訳文では意味がないし、翻訳調も使うべき時と使うべきでない時がある。自然な訳文こそ、訳文の読み手が種々様々な「物語」を受け入れ、その「物語」に感情移入し、ひと時の知的冒険を心行くまで満喫するための最低必須条件である。

Bangladeshi

BANGLADESH 2

言葉って、面白い。
日本語や英語だけでなく、全世界の言葉が面白いと僕は思う。例えばバングラデシュ語。日本語で「高田馬場」というとバングラデシュ人は笑う。なぜなら「タカ」がバングラデシュ語で「お金」を意味し、「ダノ」と聞こえる「ダウナ」が「ナニナニを頂戴」、「ババ」が「パパ」を意味するので、日本語の「高田馬場」は「パパ、お金を頂戴よ」というような意味になる。まぁ、くだらない語呂合わせだが、若い頃に東京で共に汗を流して働いた日本語勉強中のバングラデシュ人たちの笑顔を僕は一生忘れることはないだろう。

Cool, Calm and Collected

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日本語には「冷静沈着」という四字熟語があって僕は好きだ。「沈着冷静」ともいう。「冷静」とは物事に動じず、理性的である様を意味し、「沈着」とは同じく物事に動じず、落ち着いた様を意味する。先行き不透明なご時世だからこそ、慌てず騒がず、「冷静沈着」を心がけたいものです。